【イベントレポート】KIZUNA that reach to the future 2019/06/15
【イベントレポート】KIZUNA that reach to the future 2019/06/15

【イベントレポート】KIZUNA that reach to the future 2019/06/15

福島の心の復興を願うライブイベント、箏とのコラボで開催

 

NPO法人Auniversity(エイユニバーシティー)は2019年6月15日(土)、福島の心の復興のため、ライブイベント「KIZUNA that reach to the future」をヒットパレード(東京)で開催した。

 

ライブイベントは、福島県双葉町出身で、東日本大震災と原発事故による一連の災難を経験した多才な箏(こと)パフォーマー「箏男kotomen」と、心の復興プロジェクトに携わるバンド「GReen Band」による共同制作で、観客80人を動員。トークと演奏、そして被災者の実話を歌詞にした楽曲により、命の価値と生きる意味について訴えかけた。

箏の単独の演奏や、バンドとのコラボの演奏、さまざまなオリジナル曲が演奏された。特に、このライブのために制作された曲「僕とコト」は、箏パフォーマー大川義秋さんが、経験した被災、箏との出合い、そして音楽によって救われ今に至るようになった経緯をGReen Bandが曲にしたものだ。大川さん自らがその経緯を語ることで、歌詞に込められた深い思いが伝えられた。

9曲の演奏の最後の楽曲「Live together」では、共に生きる力が会場全体にみなぎりライブを締めくくった。

 

【観客のみなさんのコメント】

 

▼「つらい時、苦しい時にそのことに溺れるのではなくそのことを通してより本質的な生きる意味や自分の価値に向き合い知るきっかけや経緯の一つになるのだと改めて気が付いた。」

 

▼「つらいことを忘れたら幸せになれると思っていたけどそれは本当の意味で乗り越えたことにならない。新しい形の道が自分の中で開けました。力と勇気を下さりありがとうございました。」

 

 

観客の皆さんからは、多くの力と希望、メッセージを受けたという感想をたくさんお寄せいただいた。

Auniversityは、今後もスポーツと芸術の力で多くの人に力を与えられるようなイベントを開催していく。