Hero+「農業✖️環境」
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2024年8月3日(土)広島県東広島市にて、「農業✖️環境」の企画を開催しました。

地元で、農業や農村地域、自然環境の大切さを学ぶ教育を総合的に実践する取り組みである「農育」を行なわれている農家の方から環境問題、地域課題について学び、山で自然を使って遊具作りをしました。

まずは、畑で野菜の収穫をしました。

なすやきゅうり、アスパラ、夏野菜を収穫しました。

続いて、山で遊具作りです。
滑り台の手すりはみんなで長い竹を持って協力して作りました。
的当ての木は子どもたちも探して自分で切りました。
木が腐っていると切りやすいけど、ボロボロになってしまうので、使える木を一生懸命探しました。
ブランコはやはり最高でした。

一生懸命に遊具を作ったあとは、火おこしをして、採れたて野菜のプチバーぺキューをしました。
オクラにチーズをつけると何本でも食べれます。

ご飯を食べたら、農家の川口さんより環境について学ぶ時間です。

「昔はご飯を作るのも、お風呂を沸かすのも全部木を切って薪でしていました。今は便利な時代になりましたが、そうしたら人が山に入らなくなりました。そうしたらどういうことが起こるかというと山が管理されないので、どんぐりとかができなくなって、いのししや鹿が人里に降りてきて、農地を荒らすようになってしまった。」

「他にも影響があります。日本で一番広島県では何が多いと思いますか?」

「土砂災害!」一発で答える広島の小学生には驚きました。

「山に人が入らなくなって木を切ったりしていないと、山がどんどん荒れていって土砂災害が起こりやすくなります。だから、山を活用することがとても大事なんです。このようにしていることも環境にいいことをしていることです。」

とお話をしていただきました。

自然と共に生き、環境をつくるという必要なことを、実体験をもって学ぶ貴重な時間でした。